9月の鳥
2014年 09月 22日
9月になって鳥たちが旅を始めています。
アカハラダカという小型のタカは、朝鮮半島や満州で繁殖し、秋になると対馬や九州の西側を通過して、越冬地であるインドシナ半島やインドネシアへ帰っていきます。
対馬では昨日現在68,311羽が通過したとのこと。14日と15日には合わせて約36000羽もの大群が渡っており、昨日でさえ9,189羽が観察されています。
その渡りを見ようと金峰山へ行きましたが、天候が悪くほとんど空振り。運よくカメラに収められたのはたった1日だけでした。
1枚目は、金峰山の北側に現れ約40羽います。2枚目は103羽の群れです。対馬とは比べ物になりませんがそれでもやはり興奮しました。
アカハラダカを見ての帰り金峰町の田んぼを通っていたら、かわいい鳥が盛んに餌をとっていました。トウネン君です。
別な日やはり金峰町の田布施の田んぼを探していたらタマシギの親子がいました。
タマシギは鳥の中では極めて珍しくオスが巣作りから子育てをします。一夫多妻ならぬ一妻多夫の生活をします。そのため、オスは地味な色をしていますがメスは派手な色をしています。初めてその姿を見たので大変嬉しかったです。ただし、イネに囲まれた中で餌を撮ったりするので撮影はなかなか難しいです。
次は同じ田んぼにいたタシギです。これもぼんやりとしか撮れませんでした。
これからわくわくする毎日になりそうです。
by minnamiya | 2014-09-22 14:28 | Comments(0)