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ナベヅル

鹿児島県は日本一のツルの越冬地である。
そのため、県内のあちこちにツルが飛来してきて、新聞で紹介される。
今季、10月15日に出水に第1陣がやって来た。
10月23日には種子島に、10月30日には奄美に飛来したという新聞記事が出ていた。
いずれもナベヅルである。
そのナベヅルが田布施の田んぼに来ているという情報をもらい昨日出かけてみた。
広い田布施の田んぼの西側の端を探すといた。
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羽の色から成鳥とわかる。
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私にとっては10月26日はツル見記念日である。
というのは、2010年と2011年にナベヅルの群れを家の周辺で観察して以来、その日を記念日としたのである。
だから、毎年10月26日はツルを探して回るようになった。
アキレス腱を断絶して入院中の年も、用事があると偽って探しに行ったこともあった。
2011年には、2人からツルの大群が上空を飛んでいるという情報をもらい、田布施の田んぼまで観察しに行った。
午後3時くらいから夕方暗くなるまで、広い田布施の田んぼの東側、西側を次々に北へ飛んでいく。
その数700羽以上。
次の日のラジオでは、ツルを見たという話でもちきりだった。
その時撮影したナベヅルの群れ。
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今季も田布施だけでなく、大浦干拓や益山、金峰等で観察できることを期待している。

by minnamiya | 2017-11-05 13:45 | ふるさとの野鳥 | Comments(0)  

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