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ふるさと散歩



からくり人形


 今日は23日竹田神社の六月灯である

朝からクマゼミもうるさく 窓からは青空にモクモクと入道雲が

夏本番を告げているようだ

からくり人形を見ないと帳面が消えないので 夕方出かけて行った

見物客もほどほどおり 娘さんたちの浴衣姿が涼やかである

今年は島津日新公没後450年ということで 日新公の生涯と銘うっている

島津中興の祖といわれる日新公であり

舞台には日新公をはじめ 貴久 義弘 義久と 猛将がずらり

いつもの倍ならんでいる

3月のはじめ貞則と山の辺の道を歩いた時に 
三輪神社の隣にある かつて三輪神社の神宮寺であった平等寺に

あの関ヶ原の戦いの敵中突破のあと 島津軍千名が島津義弘はじめ13名になりながら
70日間かくまわれていたことを初めて知った

私はこれまで 東軍の真っただ中を突破して 薩摩まで帰ってきたとばかり思っていたが

現実は厳しいものであったようだ

あらためて義弘の馬上の武者姿の人形を見ると 旧知の友人に会ったようなきがした

我が竹田神社のからくり人形は 飛騨高山のからくり人形のように

宙返りをしたり 一瞬で早替わりをしたりというような精巧なものではないが

無表情の人形が くるりくるりと回るだけであったり 
舞台の脇にボサット立っているだけの素朴なものだが 
紙芝居のように観る者に いろんな想像をかきたててくれるようだ







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by minnamiya | 2018-07-23 22:32 | Comments(0)  

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