ふるさと散歩
2018年 07月 23日
今日は23日竹田神社の六月灯である
朝からクマゼミもうるさく 窓からは青空にモクモクと入道雲が
夏本番を告げているようだ
からくり人形を見ないと帳面が消えないので 夕方出かけて行った
見物客もほどほどおり 娘さんたちの浴衣姿が涼やかである
今年は島津日新公没後450年ということで 日新公の生涯と銘うっている
島津中興の祖といわれる日新公であり
舞台には日新公をはじめ 貴久 義弘 義久と 猛将がずらり
いつもの倍ならんでいる
3月のはじめ貞則と山の辺の道を歩いた時に
三輪神社の隣にある かつて三輪神社の神宮寺であった平等寺に
あの関ヶ原の戦いの敵中突破のあと 島津軍千名が島津義弘はじめ13名になりながら
70日間かくまわれていたことを初めて知った
私はこれまで 東軍の真っただ中を突破して 薩摩まで帰ってきたとばかり思っていたが
現実は厳しいものであったようだ
あらためて義弘の馬上の武者姿の人形を見ると 旧知の友人に会ったようなきがした
我が竹田神社のからくり人形は 飛騨高山のからくり人形のように
宙返りをしたり 一瞬で早替わりをしたりというような精巧なものではないが
無表情の人形が くるりくるりと回るだけであったり
舞台の脇にボサット立っているだけの素朴なものだが
紙芝居のように観る者に いろんな想像をかきたててくれるようだ
by minnamiya | 2018-07-23 22:32 | Comments(0)