ふるさと雑感

けんぼうの夢想話

夏の夜の夢

その晩は蒸し暑く 寝苦しかったが 窓から夜風を入れ 
ローランドハナを聴いているうちに いつのまにか寝てしまった 
そして夜中に雨の音で目が覚めた
おっ 雨か 庭の花木に水をやる手間が省けたと喜んでいたら
遠くでゴロゴロと音がする そのうちに稲光がしだした
だんだんと音が大きくなり 稲光もひっきりなしに
私の部屋は内障子なので 稲光がもろに入ってくる
おまけに雨も強くなり 窓も障子も閉めた
そこからが真夜中の恐怖の雷ショーのはじまりだった
障子がピカッと光り しばらくしてドーンと音がする
ベッドでこっちに 来るな来るな と念じていたが
非情にもやってくる そして真上で音がしだした
こうなれば布団を頭から被って クワバラクワバラ と天に祈り
通り過ぎるのを待つしかない
しかし夏は被るほどの布団がないので ベッドにうつ伏せにはなるが 
それでも強烈な光は目に飛び込んでくる
音は遠慮会釈なしに 地響きをともない天から降ってくる
わが南さつまの吹上浜砂の祭典に 音と光のファンタジーという 
その日の最後を締めくくる 打ち上げ花火と音楽の迫力のあるショーがある
これは一見に値するファンタジーだが 目の前で行われる雷のショーは 
天地創造をおもわせる ド迫力満点の凄まじいものである 
クライマックスはピカッと光り 間髪を入れずバリバリと天地を震わせ
ダァーンと けたたましい音が
こうなればもうお手上げ ベッドでブルブルと身を縮こませ おお神様 である
そのあといつもなら遠ざかっていくのだが その晩はまた反対側からゴロゴロと
2回ほど繰り返したのだ
天はなにに怒っているのだろうか
2時間ほどのショーの間一睡もできず ただベッドの上で縮こまり 
じーっと通り過ぎるのを待っていた
やっとショーが終ると その疲れからかぐっすりと寝入ってしまった
普段はラジオ体操の時間には起きているのだが 寝過ごしてしまい
起きてみたらすでに朝ドラが始まっていた
窓から外を見ると 夕べの雷はどこえやら 青空に入道雲の夏空が広がっている
もう明日から夏休みだ
それにしても 例年はとっくに鳴いている我が家の蝉が まだ静まり返っている
どうしたのだろうか 天が鎮まるのを待っているのだろうか

地震 雷 火事 親父 とはよくいったもので
その雷より怖い地震が10日ほど前にあった この地では滅多にない震度4という 
地の底から突き上げてくる揺れで 
1~2分のことだったが ただ立ち尽くしているばかりであった
昨年の熊本の地震といい この国では天災に対する安全神話など無いといっていい
朝飯を終え 新聞を見ると我が国の政治のことをトップに アメリカの大統領の問題
北朝鮮の弾道ミサイル 福島の原発の廃炉のこと 海のプラスチック汚染のこと
そして地球温暖化の影響と思われる 九州北部の豪雨のことで紙面が溢れていた
どうやら夕べの雷は 驕るな との天の戒めだったようだ


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# by minnamiya | 2017-07-23 09:28 | ふるさと雑感 | Comments(0)  

第99回全国高校野球選手権鹿児島大会

6日前になるが、第99回全国高校野球選手権鹿児島大会4回戦、加世田高校対神村学園戦を県立鴨池球場まで見に行った。
連れて行ってくれたのは、加世田高校の同窓会会長のY君。
鹿児島市に住む野球大好きのH君も一緒に観戦した。
対戦相手の神村学園は、春の公式戦以来負けなしの強豪校。
今大会の第1シード校である。
コールド負けも十分に予想された。
2回表まで0対0で終わる。d0230507_13103899.jpg















3回加世田の4番江口選手がヒットを打ち、その後2塁まで進むも無得点。
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神村学園は、3回裏1死満塁から3番の田中選手の走者一掃の2塁打などで4点を入れる。
加世田も4回表にヒットや盗塁などでチャンスをつかみ、1点返す。
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球場外に目をやると、車を止めに行っていたY君がやって来るところだ。
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7番の斧選手のヒットなどで1点を追加。
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6回表を終わって2対5と大健闘。

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しかし、相手は攻撃の手を緩めることなくゲームセット。
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勝って校歌を歌う神村の選手たち。
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保護者席に応援のお礼をする加世田高校の諸君。
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いやあ、県ナンバーワンの強豪相手によくキバッタ!
翌日の新聞には「加世田 強豪の壁厚く」と書かれていたが、ノーエラーで8本もヒットを打って大健闘であった。
高校生諸君に力をもらって帰路に着くことであった。
神村学園は決勝戦に駒を進め、鹿児島高校と本日戦う予定であったが、雨天順延となり明日決勝戦が行われることになっている。

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# by minnamiya | 2017-07-19 14:38 | Comments(0)  

ツメナガセキレイ

最近気になる鳥がいる。
それはツメナガセキレイ。
春には、野間池や大浦などで観察できる。
日本では5亜種が記録されているが、中には何これ?と思うのもいて結構面白い。
4月・5月に日本に渡って来るが、秋にも姿を見せてくれる。
9月のころのツメナガセキレイは、あまり胸の黄色が目立たない。
5亜種のうち、ツメナガセキレイは、北海道北東部で夏鳥として繁殖しているとのこと。
亜種カオジロツメナガセキレイを除く4亜種を今年悪石島で撮影した。
便宜上ツメナガセキレイは、キマユツメナガセキレイと表した。

キタツメナガセキレイ。顔が黒い。
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キマユツメナガセキレイ。眉が鮮やかな黄色をしている。
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シベリアツメナガセキレイ。眼の後ろがうっすらと白い。
黒い爪が後ろに長く伸びているのが分かる。だから、ツメナガセキレイと言う。
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マミジロツメナガセキレイ。眉が白い。
これはキマユツメナガセキレイに次いで、よく観察されるとある。
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以下は5月に撮った画像。
それぞれの鳥の顔に個性があり面白い。
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# by minnamiya | 2017-07-10 10:14 | ふるさとの野鳥 | Comments(0)  

第三十回 43卒おうち会同窓会 投函ご案内から一週間余り、返信が続々寄せられています。

43卒 おうち会同窓生 各位

いつも大変お世話になっております。
第三十会 おうち会同窓会 投函ご案内から一週間余り、返信が続々と寄せられています。
今年も、鹿児島から坂口さん、福田君が馳せ参じて頂ける模様です。

なかんずく、荻迫先生の返信の早かったこと、”皆さんに会えるのが今から楽しみです。” との返信を頂きました。

出席も続々と寄せられておりますので、三十回目となるメモリアル同窓会に、是非お足をお運びください。
 (航空券を予約される方は、シルバー割・早割を有効に活用して、お越しください。)

今日(7月8日)夕刻現在の、返信状況(敬称略)
 出席:  14名 (西、池田、有馬、坂口浜子、山内富子、小牧、福田、長崎) +荻迫先生 +(染川、門園、西園、岩井田、上堂薗)
 止むを得ず不参加:  5名 (山口、田頭、新屋、清永、本坊)

尚、西君から同窓生(浜田君、小山君)のアドレス紹介を頂きました。
両名共に、私目の同窓会名簿に記載のない方々でしたので、本日封書投函にて、ご案内させて頂きました。

本同窓会会場は、多数の同窓生を擁することも可能で、且つ高校卒年50周年企画に向け、名簿の整理は必要不可欠の課題でございます。
是非、お知り合いの同級生がおられましたら、ご案内/ご照会くださいませ。

本ご案内内容は、『みんなみ屋 43卒あうち会』 ブログへ掲載させて頂きます。
   ブログ・アドレス: http://minnamiya.exblog.jp/24686092/
 (ワン・クリックにて、過去の同窓会模様共々ご覧頂けますので、紹介にご活用くださいませ。)

最低でも25名、出来れば30名以上の参加を頂き、盛大に開催したいと思っております。
お声掛け・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
同窓生多数のご参加をお待ち申し上げております。

尚、来年度は高校卒年50周年企画と題しまして、ふる里での開催を予定しております。
如何に開催すべきか、各位のご意見を賜りたく、第三十回への出席方々、ご意見をお聞かせください。
                                         -以上- 

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# by minnamiya | 2017-07-08 23:47 | 加高43年卒あうち会  

サンコウチョウ

ブログを見てくれた高校生から、大浦町にサンコウチョウがいるという情報をもらっていた。
彼は今1年生だが、鳥にめっぽう詳しく、私も教えてもらうことがある。
その彼が、緯度と経度をメールで教えてくれていたので、Googleで検索してその場所に行ってみた。
最初行ったときは、1回だけ特徴のある鳴き声を聞いたがそれだけだった。
2回目は姿はおろか、鳴き声さえ聞こえなかった。
3回目はこれまた1回鳴き声を聞いたらそれで終わりだった。
4回目になってやっと声を録音できたし、姿をちらっと見ることができた。
5回目も声の録音ができた。
6回目に行ったら、たまたま彼や彼の弟さんと一緒になり、声を聞いたり姿を見たりした。

5月悪石島に行ったとき、三度姿を見かけてやっと撮れた画像がこれだ。
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よく見ると、何となくそうだなあという雰囲気が感じられるくらいだ。
だからどうしてもカメラに収めたくなって通うのだが、いつも空振りである。
でも、この教えてもらった場所は、近くを小川が流れ、静かでほとんど車も通らず暑い日差しを避けるにはもってこいの場所なのである。
このあたりでござでも敷いて昼寝をしたらこの上ない安らぎが得られそうである。
そのうち綺麗な写真を撮れたらと思うが、撮れなくてもここを訪れるだけで満足してしまう。
梅雨明けにはまた行ってみよう。
ちなみに、このサンコウチョウ(漢字では三光鳥と書く)という和名は、この鳥の鳴き声からきている。
この鳥の聞きなし(鳥のさえずりなどの節まわしを、それに似た言葉で置き換えること)が、「月日星ホイホイホイ」となっているからである。
月、日、星という三つの光るものの声の持ち主というわけである。
他の鳥同様、この鳥も数を減らしているようで、以前は鹿児島市谷山の慈眼寺公園に毎年やって来ていたのが、ここ数年来ていないようだ。
それが近くの大浦町では繁殖しているようで、鳥好きにはたまらない。
ヒナが無事に育ってくれることを祈るばかりである。

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# by minnamiya | 2017-07-06 10:34 | ふるさとの野鳥 | Comments(0)  

ふるさと雑感

けんぼうの夢想話

曜変天目茶碗

6月のはじめ横浜で甥の結婚式があり 前日の朝の早い便で出かけていった
その日は横浜のホテル泊りで 夕方まで時間があり 上野の博物館に曜変天目茶碗をみにいくことにした
この2、3年テレビで何回か窯変天目茶碗を見る機会があった 
12,3世紀に中国福建省でつくられ 日本に伝わった茶碗で 今の技術をもってしても同じものは作れないという
わが国にある茶碗のなかで 最高峰のひとつとされている
私はお茶の心得があるどころか 当たり前の抹茶すら飲んだことがない
ましてや骨董趣味もない まったくの門外漢である
ただこの国で800年以上も 時の権力者の間で珍重され
そして今でも最高の茶碗と評価される窯変天目茶碗を見てみたかった
会場は茶の湯展の最終週であったので 平日にもかかわらずごったがえしていた
昨今の展覧会は案内書が完備され おまけに音声ガイドという便利なものまであるが
まずなにをおいても窯変天目茶碗を見たかった 
入口から人ごみの中をかきわけて探したが どこにも見つからない
見落としてしまったのと思い もう一回入口から丹念に見ていったが
それでも見つからない
おかしいなと思いながら 入口におかれている 出品目録という資料を見ると 
お目当ての曜変天目茶碗の展示期間がすでに終わっていた

そしてその晩の夢は
庭木が綺麗に刈り込まれ気持ちのいい庭の中にいた 木立の向こうに小さな小屋が
何だろうかと思い近づいていくと 茶室のようだ 舞庵と書かれている 
横に回ると躙り口があり そこに立って中をうかがっていたら 
中からどうぞと声があった おもむろに障子戸を開け中に入り
亭主の方に近づき 顔を上げると 下舞御座屋敷守博殿であった
よく来てくいやった というと 釜の方に向かい馴れた手つきで茶碗にお湯を注ぎ
お茶をたて 私の前に差し出した
黒い端正な茶碗にお茶が そして茶碗の内面がきらきらと輝いている
この茶碗は? と聞くと
わしの家のマロの茶碗だ 今日は数寄者のお主が来るということで 
マロから借りてきた
麻呂様とは?
マロはわしの家の飼い猫で いつもわしが餌をやるのだ
猫の茶碗!
わしの家に代々伝わるもので 中国の珍しい茶碗であるようだ
いい伝えによると わしより何代か前の御先祖様が大の焼酎好きで おまけにナンコがめっぽう強かったらしい この辺りでは無敵だったと聞いている
その噂をお殿様が聞きつけて 御先祖様とナンコの勝負となり
御先祖様がお殿様に勝ったらしい それでその茶碗を貰ったと聞いている
ナンコとは げたん葉 犬の小便というあれですか
そうだあのナンコだ
さしだされた茶碗を作法もわからぬまま飲み干した
飲み干すと 漆黒の釉薬の中に夜空の星々のようにきらきらとした模様が浮かんでいる
しばらく茶碗に見とれていたら ニャンという声がした
いつの間にか灰色の毛のふさふさとした大きな猫が 博殿の膝の上でじゃれだした
これがわしの家のマロだ

そこで目が覚めた
時間をみると起きるにはまだ早かった ベッドの上でうとうとしながら
今回本物にはお目にかかれなかったが 夢のなかで観たから よし としよう
また観る機会もあるだろうと思いながら
そういえば我が家にも猫がおったけ 我が家の猫の茶碗はドラエモンの茶碗のようだ 
博殿の麻呂のように もっと備前とか唐津とかの茶碗にせねば
まてよ 熊本の正行殿は 地震の時
大事にしていた唐津焼のいい茶碗から 飛び出して割れたというから
やはり地震でも割れぬ ドラエモンの茶碗のほうがいいかも
と他愛もないことを考えるうちにまた寝入ってしまつた





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# by minnamiya | 2017-07-02 13:46 | ふるさと雑感 | Comments(0)