2019 5月 悪石島の野鳥 1
2019年 05月 11日
渡りが始まっている4月はおもしろいが、5月は珍鳥の出る割合が高いと聞いていたので行った。
別に珍鳥でなくても、ツメナガセキレイやハクセキレイの変わったのがいたらそれも良しと思っていた。
しかし、ツメナガセキレイは全くいず、ハクセキレイも亜種タイワンハクセキレイを1羽見たのみ。
全部で44種は観察したが、そのうち写真に撮れたのはわずかだった。
天気が悪かったり、こちらの腕が悪かったりしていいのが撮れずに終わった。
サンコウチョウやアカショウビンは姿を見たのだが、1枚も撮れなかった。
こちらの野間池辺りでも今年はツメナガセキレイが姿を見せていないようだが、どこへ行ったのだろう。
さて、島に着いて最初、お世話になった人たちのお墓参りに行った。
小さな鳥が動いている。
2年ぶりに見るシロハラホオジロだ。
慌ててカメラを車まで取りに行って姿を追う。
400ミリのレンズに1.4倍のエクステンダーを装着して手持ちで撮る。
ぶれないか心配だったが、重さを堪えて撮る。
上手く写っていた。
ありがとう。
島の北にある大峰牧場に行ったら4月に続いてミゾゴイがいた。
のんびりした鳥でよく道路にいる。
以前書いたようにこの鳥は絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)となっていて貴重な鳥だ。
島の最高峰御岳(みたけ)に行った帰り道路にいたアトリの雌。
4月には島中至る所にいたが、5月に見たのは雌2羽のみだった。
港を探したらキアシシギがいた。
悪石島では初めて撮った。
いつも見かけるイソシギもいてくれた。
2日目は天気が悪く、鳥もいなかったので1枚も撮れなかった。
by minnamiya | 2019-05-11 14:00 | ふるさとの野鳥 | Comments(0)