<   2018年 08月 ( 2 )   > この月の画像一覧

 

甲子園球場と神戸中華街

第100回夏の全国高校野球記念大会に出場する鹿児島実業高校の生徒を応援するバスツアーがあり、幸いそれに便乗してもらえる機会に恵まれ、7日の夜同級生のM君と出発した。
甲子園球場は、虎狂人の私にとってあこがれの存在であり、胸をワクワクさせながら阪神甲子園駅に降り立った。
試合は第2試合目となっており、しばらく入場するまで時間があったので、阪神タイガースの好きな選手のユニフォーム(これが今回買った品物の中で最も値が張った)や6人の孫たちの土産を買ったりした。
そうこうするうちに、宮下監督以下選手たちが会場に到着した。
d0230507_10160524.jpg
















正面から見る球場の壁面。
d0230507_10154777.jpg
















いよいよ時間になり球場内に足を踏み入れる。
県立球場はもう何回も行っているが、本格的な球場は福岡のヤフオクドーム以来だ。
ここはいかにも野球場そのものである。
屋外で野球をする球場といった雰囲気が漂っている。
やっぱり屋根付きでないこんな球場が、いわゆる日本の野球にはピッタリである。
聖地と呼ばれる所以でもあろう。
鹿実の応援席は3塁側だった。
1塁側を望む。
d0230507_11290719.jpg
















バックスクリーンを望む。
d0230507_10153396.jpg

















加世田から応援に行った選手は、8番の長谷龍太郎外野手だ。
彼は鹿児島県大会の活躍が認められて、この甲子園大会直前に1桁の背番号をもらったばかりだ。
その長谷選手。
d0230507_10145641.jpg
















名物かちわりを売る青年。
d0230507_10151887.jpg

















試合は、鹿実はヒットは打つものの、連打が出ない。
今大会随一と言われた金足農校の剛腕吉田輝星投手は、ヒットは打たれても、ここぞというときにはギアを上げて三振を狙いその通り奪っていく。
鹿実の選手は、チャンスにことごとく高めの速球に手を出しては三振の山を築いていく。
結局相手の投手力が勝り、1:5で敗れてしまった。
d0230507_10144043.jpg
















野球を見ていて思ったのだが、こういう全国大会は非日常の場、あるいは異空間であるに違いない。
選手は、いわば歌舞伎役者やオペラ歌手に相当する。
歌舞伎やオペラは筋書き通りに演じるが、野球は筋書きのないドラマそのものだ。
観客は、そのドラマに引き込まれ、魅せられる。
朝っぱらから生ビールを飲み、つまみを食らい、大声を上げる。
まあたまにはこんな贅沢も許されるだろうと、ついついビールが進む。
こちらも非日常の世界だ。
世間の人々は、こんな猛暑にもかかわらず汗だくで働いているというのに・・・・。

甲子園は、今度はタイガースの試合で訪れてみたい。
その非日常ぶりは凄いのだろうな。
想像もつかない。
観戦中に何名もの同級生や知人から、メールや電話が来た。
早く知らせてくれたら日程の調整をつけたのに、という声もいくつかあった。
次は友人たちと観戦してみたい。
もちろんその後のことは、言わずと知れたことである。

試合後、バスを仕立ててくれた方の好意で、神戸の元町にある中華街に繰り出し御馳走になった。
またここでも、もちろん飲む。
すっかりいい気分になって、ほろ酔い気分で写真を撮った。
d0230507_10141143.jpg

















d0230507_10133039.jpg

















d0230507_10130820.jpg

















d0230507_10135128.jpg
















慌ただしい行程だったが今年一番のトピックスとなるに違いない。

[PR]

by minnamiya | 2018-08-09 11:20 | Comments(0)  

ふるさと雑感

けんぼうの夢想話

夜空の星

 
 その晩もいつものように寝音楽をしながら床についた

最初のうちは流れる音に耳を傾けていたが そのうち夢のなかに


 闇のなかを幽かな灯りに照らされて誰かやってくる 下半身がばかでかく

それにおなかも大きく突きでている どうやら女の人のようだ 

歩いてくるというよりスゥーという感じで近づいてきた

目を凝らして見ると 可笑しもぜっ 娘さんである

どこかで見たような?  

あっ! ビーナス

そう私は縄文のビーナスでございます

先日あなた様が私どもを訪ねていただき そのお礼にお伺いいたしました

私どもは 諏訪のくに に関心を持たれた人には 

夢の中ですが必ずお礼にお伺いしています 


 7月の末蓼科の友人宅に一晩お世話になったあくる日

友人夫妻から茅野市尖石縄文考古館に案内された

縄文考古館? 

諏訪は縄文の宝庫だという

南さつまにも栫ノ原遺跡をはじめ幾つかの縄文遺跡があるが

あまり身近なものではなく 正面から考えたことはなかった

資料館も石器や土器のかけらが並んでいるだけの退屈なものと思っていたが 

尖石縄文考古館に入り それまで持っていた縄文のイメージが吹き飛んだ 

主に祭祀に使われたという大小の甕 壺 皿が

装飾の施されたものからシンプルなものまで数多く並んでおり

そのどれもが芸術品と呼べるような見事なものである

そして国宝の土偶 縄文のビーナスと仮面の女神 があった


 まだあの時の昂ぶりが残っており ビーナスに諏訪のくに について訊いてみた

ビーナスは

私を作った人々は 陽が昇れば起き森や川や湖にでかけ 

陽が沈むと寝るという毎日でした

そんな暮らしですが 粗末な小屋で火を囲みながら家族の団欒もあったし 

季節ごとに村の祭りもありました

もちろん学校 宿題 会社はありませんので のんびりと暮らしていました

楽しみといえば 夏になると

零れるほどの満天の星が夜空を覆い その中に天の川が 流れ星が

諏訪湖の花火大会以上の眺めだと思います

あなた様のお友達ヒロシ様が文化通りのバカンスでよく歌われる 夜空の星 

あの歌の世界を想像していただいたらよろしいかと思います 

私はものいわぬ人形ですが 生身の娘さんならきっとドキドキとして眺めたことでしょう


そして諏訪のくに の人々がどうなったかということですか


私は長い間土のなかで眠っていましたのでよくわかりませんが

私が作られたのが4~5千年前 それから2千年ぐらい過ぎた頃
西の方から米を食べる人達がやって来て

あっという間に諏訪のくにもその人達に呑みこまれていったようです

私が土の中から目覚めたのが 今から約30年ほど前ですから

その間にはいろんなことがあったのでしょう ……………

何か思っているようで しばらく言葉がなかった

そして気を取り直すかのように

あなた様のなかにも 諏訪のくにの血が流れているのではないでしょうか

よく信州の山に登るということはそういうことかと思います

先日初めてあなた様にお会いしましたが これも何かの縁というものでしょうか

娑婆って 面白いものですね

またいらしてください 今度はあなた様が備前といったあの器に 

諏訪のくにの晴れの日の御馳走を盛り おもてなししますわ 

そしてヤマブドウのお酒もありますので 私がお酌をしてさしあげます

そういいながら 吊り上った細い目でウインクすると消えてしまった


 盆も近いというのに朝早くよりクマゼミのうるさいこと

縄文のビーナスがお酌をしてくれるとは!

また行かなければ      忙しいことだ!

そういえば今日は我が家のビーナスがやってくる
早く飛行場に迎えに行かないと







縄文のビーナス
d0230507_13360662.jpg




仮面の女神
d0230507_13365185.jpg

 


[PR]

by minnamiya | 2018-08-04 13:41 | ふるさと雑感 | Comments(0)